houkifujiさまへ−4
投稿者: anywhere_you_want_to_go 投稿日時: 2003/08/06 22:17 投稿番号: [1922 / 8733]
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・「独裁主義」
・ 過激で破壊的な政策(反共、反ユダヤ、反ベルサイユ)を一貫し、
独裁制を求め続けた「アドルフ・ヒトラー」が、
民主主義の手続きに乗っ取り、選挙の積み重ねによって議会の絶対的多数を獲得し、
ついにドイツ全土の宰相・首相としての誕生は、歴史の奇観。
・ 何より重要な点は、ヒトラーの政策の照準が、大衆の利益確保に
据えられていたこと。
(ヒトラーは、旧貴族たちを屈服させ使役することで、大衆の利益を
最大にしようとする点で、彼はレーニン同様。)
誠実な政治家。
全て誠心誠意本心を語っており、その著書の内容や党の綱領に矛盾するものではない。
語り手に実行力がある場合、誠実な嘘は真実となる。
混迷のドイツ、経済危機によって破局の淵にいた彼らは、
誠実な嘘に騙される以外に、生きる希望を持つことが出来なかった。
聴き手は、事の本質を見誤り、危険を見抜くことが出来なかった。
「アドルフ・ヒトラー」は、国家の全てを一元化し、
全ての権力を一つに集めることで、
共和制下の全ての矛盾を一気に解消しようと試みた。
ヒトラーの性急で過激な政策に多くの国民が黙って追従したことは、
彼の独裁主義が民意の反映であったことを示している。
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文字通り全能の権力者となったアドルフ・ヒトラーは、
それまで党の指導者を意味していた「総統(フューラー)」を、
大統領兼首相の呼称に改め、
陸海空三軍の司令官を召集し、総統に対して忠誠の誓いを交わさせ、
ドイツ全軍はヒトラーの僕となった。
8月19日、国民投票の開票の結果、
驚くべき事に有権者の89%が、彼の絶対権力を承認。
この間、ドイツ国内のナチス化は加速度的に進み、農商工業はもちろん、
教育、文化、芸術、出版といったあらゆる物が、国家の統制下に置かれ、
画一化されていた。
国民は、ヒトラーの著書『我が闘争』の購読を義務づけられ、
あらゆるマスコミは、ナチスとヒトラーを賛美するように強要された。
そして、逆らう者には、強制収容所(一年弱の収監)への
片道切符が待ち受けていたのである。
賛成票89%。この数字の意味は、この情勢を知らなければ理解できない。
この結果を受け、ナチス化の嵐はさらに吹き荒れた。
子供たちは学校で、ヒトラーに対する忠誠心と、共産主義やユダヤ人の恐ろしさ、
そしてドイツ民族の優秀性について徹底的に叩き込まれた。
これに応じて、ユダヤ人に対する差別と弾圧も進んだ。
どんなに優れた能力の持ち主であっても、
ユダヤ人であるだけで学会や文壇から追放され、公職から放逐された。
アインシュタインやトーマス・マンといった天才であっても、その例外では無かった。
彼らは、やがてドイツから亡命し、海外に活躍の場を求めることになる。
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・「独裁主義」
・ 過激で破壊的な政策(反共、反ユダヤ、反ベルサイユ)を一貫し、
独裁制を求め続けた「アドルフ・ヒトラー」が、
民主主義の手続きに乗っ取り、選挙の積み重ねによって議会の絶対的多数を獲得し、
ついにドイツ全土の宰相・首相としての誕生は、歴史の奇観。
・ 何より重要な点は、ヒトラーの政策の照準が、大衆の利益確保に
据えられていたこと。
(ヒトラーは、旧貴族たちを屈服させ使役することで、大衆の利益を
最大にしようとする点で、彼はレーニン同様。)
誠実な政治家。
全て誠心誠意本心を語っており、その著書の内容や党の綱領に矛盾するものではない。
語り手に実行力がある場合、誠実な嘘は真実となる。
混迷のドイツ、経済危機によって破局の淵にいた彼らは、
誠実な嘘に騙される以外に、生きる希望を持つことが出来なかった。
聴き手は、事の本質を見誤り、危険を見抜くことが出来なかった。
「アドルフ・ヒトラー」は、国家の全てを一元化し、
全ての権力を一つに集めることで、
共和制下の全ての矛盾を一気に解消しようと試みた。
ヒトラーの性急で過激な政策に多くの国民が黙って追従したことは、
彼の独裁主義が民意の反映であったことを示している。
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文字通り全能の権力者となったアドルフ・ヒトラーは、
それまで党の指導者を意味していた「総統(フューラー)」を、
大統領兼首相の呼称に改め、
陸海空三軍の司令官を召集し、総統に対して忠誠の誓いを交わさせ、
ドイツ全軍はヒトラーの僕となった。
8月19日、国民投票の開票の結果、
驚くべき事に有権者の89%が、彼の絶対権力を承認。
この間、ドイツ国内のナチス化は加速度的に進み、農商工業はもちろん、
教育、文化、芸術、出版といったあらゆる物が、国家の統制下に置かれ、
画一化されていた。
国民は、ヒトラーの著書『我が闘争』の購読を義務づけられ、
あらゆるマスコミは、ナチスとヒトラーを賛美するように強要された。
そして、逆らう者には、強制収容所(一年弱の収監)への
片道切符が待ち受けていたのである。
賛成票89%。この数字の意味は、この情勢を知らなければ理解できない。
この結果を受け、ナチス化の嵐はさらに吹き荒れた。
子供たちは学校で、ヒトラーに対する忠誠心と、共産主義やユダヤ人の恐ろしさ、
そしてドイツ民族の優秀性について徹底的に叩き込まれた。
これに応じて、ユダヤ人に対する差別と弾圧も進んだ。
どんなに優れた能力の持ち主であっても、
ユダヤ人であるだけで学会や文壇から追放され、公職から放逐された。
アインシュタインやトーマス・マンといった天才であっても、その例外では無かった。
彼らは、やがてドイツから亡命し、海外に活躍の場を求めることになる。
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これは メッセージ 1921 (anywhere_you_want_to_go さん)への返信です.
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