火垂るの墓
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2005/04/16 03:11 投稿番号: [9318 / 17759]
韓国「日本人の戦争被害」に反発?
「火垂るの墓」公開延期に
【ソウル12日原田正隆】韓国で年内に公開予定だった日本のアニメ映画
「火垂(ほた)るの墓」(スタジオジブリ制作、高畑勲監督)の上映が無期限
延期されたことが十二日、分かった。対日感情の悪化を考慮し、韓国のPR担
当会社が決めた。韓国の日本文化開放政策によって公開されてきた日本映画は、
日韓関係に比較的かかわりなく好評を博してきたとされるが、公開そのものが
無期限延期されるのは今回が初めて。
作家・野坂昭如氏の原作による同作品は、終戦前後の神戸で、両親をなくし
た十四歳少年と四歳の妹が懸命に生きていく物語。三月末に韓国映像物等級委
員会(映倫に相当)が「作品全体の公開可」とし、年内上映に向けた準備が進
んでいたが、一部から「日本人を戦争被害者として描写している」との反発が
あったという。
一方、日韓両政府が国交正常化四十周年の今年を「日韓友情年2005」と
して企画した記念交流事業のうち、歌舞伎公演は今月上旬にソウル、釜山で予
定通り開かれたものの、今月六日の光州公演は中止に。同事業中、最大規模の
音楽イベントとして五月にソウルと大田市で開催予定だったNHK交響楽団の
韓国公演は、来年六月に延期された。ただ、四百六十件以上の同事業でこれま
でに中止されたのは十件にとどまっている。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news021.html
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「火垂るの墓」は、戦争反対のメッセージがこめられたアニメで、何気なくこ
れを見た私は、それ以上何も考えてはいなかった。教科書から戦争の暗い影を
払拭したいと思っている連中からならいざ知らず、他国から批判されるとは、
ほとんど考えてはいなかった。
しかし、確かに「加害国としての視点の欠如した映画」ではある。このアニメ
の持つ欠点は、そのまま戦後の日本の平和主義の欠陥を示しているのかもしれ
ない。
たとえば、女の子を強姦して殺してしまった少年の例に当てはめてみよう。彼
が、大人になり、刑期を終えて出所したとき、彼の胸を苦しめる回想に、被害
者の恐怖や苦痛の表情が欠落していたらどうだろう? このような罪を犯した
ために世間の厳しい目に晒されて苦しむ両親や兄弟の姿、もう戻ってこない、
屈託なく笑って過ごした一家団欒のとき、犯罪者の更生に無理解な社会、失っ
た友達…こういったものばかりが思い起こされる。したがって、「殺しは悪い
ことだ」と彼が結論したなら、「おまえなんか忘れているんじゃないか」と言
いたくなるだろう。
非業の最期を遂げたものの救われない思い、その家族の悲痛な思いに対する想
像力がまるで欠けているからね。
【ソウル12日原田正隆】韓国で年内に公開予定だった日本のアニメ映画
「火垂(ほた)るの墓」(スタジオジブリ制作、高畑勲監督)の上映が無期限
延期されたことが十二日、分かった。対日感情の悪化を考慮し、韓国のPR担
当会社が決めた。韓国の日本文化開放政策によって公開されてきた日本映画は、
日韓関係に比較的かかわりなく好評を博してきたとされるが、公開そのものが
無期限延期されるのは今回が初めて。
作家・野坂昭如氏の原作による同作品は、終戦前後の神戸で、両親をなくし
た十四歳少年と四歳の妹が懸命に生きていく物語。三月末に韓国映像物等級委
員会(映倫に相当)が「作品全体の公開可」とし、年内上映に向けた準備が進
んでいたが、一部から「日本人を戦争被害者として描写している」との反発が
あったという。
一方、日韓両政府が国交正常化四十周年の今年を「日韓友情年2005」と
して企画した記念交流事業のうち、歌舞伎公演は今月上旬にソウル、釜山で予
定通り開かれたものの、今月六日の光州公演は中止に。同事業中、最大規模の
音楽イベントとして五月にソウルと大田市で開催予定だったNHK交響楽団の
韓国公演は、来年六月に延期された。ただ、四百六十件以上の同事業でこれま
でに中止されたのは十件にとどまっている。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news021.html
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「火垂るの墓」は、戦争反対のメッセージがこめられたアニメで、何気なくこ
れを見た私は、それ以上何も考えてはいなかった。教科書から戦争の暗い影を
払拭したいと思っている連中からならいざ知らず、他国から批判されるとは、
ほとんど考えてはいなかった。
しかし、確かに「加害国としての視点の欠如した映画」ではある。このアニメ
の持つ欠点は、そのまま戦後の日本の平和主義の欠陥を示しているのかもしれ
ない。
たとえば、女の子を強姦して殺してしまった少年の例に当てはめてみよう。彼
が、大人になり、刑期を終えて出所したとき、彼の胸を苦しめる回想に、被害
者の恐怖や苦痛の表情が欠落していたらどうだろう? このような罪を犯した
ために世間の厳しい目に晒されて苦しむ両親や兄弟の姿、もう戻ってこない、
屈託なく笑って過ごした一家団欒のとき、犯罪者の更生に無理解な社会、失っ
た友達…こういったものばかりが思い起こされる。したがって、「殺しは悪い
ことだ」と彼が結論したなら、「おまえなんか忘れているんじゃないか」と言
いたくなるだろう。
非業の最期を遂げたものの救われない思い、その家族の悲痛な思いに対する想
像力がまるで欠けているからね。
これは メッセージ 1 (light_cavalryman さん)への返信です.
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