産経抄 アフガン零年
投稿者: yokoyama88882003 投稿日時: 2004/10/13 11:40 投稿番号: [8072 / 17759]
産経抄
平成16(2004)年10月10日[日]
http://www.sankei.co.jp/news/041010/morning/column.htm
▼タリバン時代のアフガニスタン。十三歳の少女マリナは相次ぐ戦禍で男手を失った一家を支えるため、おさげ髪を切って「少年」になる。女性が身内男性の同伴なしに外出すれば、それだけで罪になった。「マリナ少年」はカブールのミルク屋の店員に潜り込むのだが…。
▼東京で今年、評判を呼んだ映画「アフガン零年」の冒頭シーンだが、きのう投票された同国初の大統領選で唯一の女性候補、マスーダ・ジャラルさん(四一)は「屋外で仕事をした」だけで投獄された経験を持つ。つい数年前のことだ。
・・・ああ、観たいんだよねえ、「アフガン零年」。ついこないだ上映されたんだけど、
メチャ辺鄙なとこの劇場でしか掛かってないので行かなかった。
ビデオ出るかなあ。
▼「悪貨は良貨を駆逐する」という。この四半世紀、アフガンはソ連軍、タリバン…と入れ替わり侵入した巨大な「悪貨」に数百万もの住民が国外に文字通り駆逐された。今回の大統領選では隣国パキスタンなどに逃げた大量の難民にも投票用紙が配られ、有権者一千万人中、四割が女性だ。
>この四半世紀、アフガンはソ連軍、タリバン…と入れ替わり侵入した巨大な「悪貨」に数百万もの住民が国外に文字通り駆逐された。
・・・で、それをさらにメチャメチャにしたのが米国なんだがね。
▼アフガン民主化のバロメーターの一つは女性解放度といわれ、アテネ五輪にも女性選手二人が参加した。しかし一度はびこった「悪の華」の根も深い。タリバンは資金源の麻薬栽培に巣食って民主化阻止のテロを繰り返す。
・・・『貧しさ』はイデオロギーなどよりももっと強大であり、争いと悪を生む。
富める国がすべきはその貧しさを救うことであって、悪人も善人も一緒くたにして、その上に爆弾を降らせることではない。
・・・米国がアフガンを空爆したのは、ほんとーに、ただ単に、
同時多発テロに匹敵するスペクタクルをどこか国で再現し、
「報復」のスタンスを映像として国内に示す必要があったから。
だから、もはや破壊するものも殺戮する人も僅かになり、
さらなる破壊と殺戮をしても誰も文句を言わないアフガンが選ばれた。
全ては頭の悪い大統領と、
それを選んだもっと頭の悪い国民のため。
ほとんどマンガみたいな話だ。
▼今年のノーベル平和賞にケニア女性の植林・人権活動家、ワンガリ・マータイさん(六四)が決まった。昨年の受賞者もイランの女性人権活動家だった。医師で国連世界食糧計画(WFP)職員でもあったジャラルさんの注目度も高まるだろう。
・・・国内の男女共同参画には否定的なのにな(笑)
▼だが、アフガン社会では男尊女卑の陋習(ろうしゅう)がなお幅を利かせ、「悪」は二重、三重に根を張っている。マリナもその後、街の「少年」全員が招集された宗教学校で女と見破られたあげく、老人の四番目の妻にされてしまう。「良貨が悪貨を駆逐する」気の遠い闘いはまだ緒についたばかりだ。
・・・だいぶ前、この映画のメイキングがNHKでやってたのだが、
この映画の監督、マリナちゃんが悲しいシーンでどうしても泣くことが出来なかった時、
「君のお父さんが死んだときの事を思い出してごらん」
って言ってマジ泣きさせていた。
撮影も終わっていた少し希望の持てるエンディングも、
バッドエンドに撮り直したという。
とんでもねえ鬼畜映画バカだ。
しかし、まじめにやってるのはよく判った。
http://www.sankei.co.jp/news/041010/morning/column.htm
▼タリバン時代のアフガニスタン。十三歳の少女マリナは相次ぐ戦禍で男手を失った一家を支えるため、おさげ髪を切って「少年」になる。女性が身内男性の同伴なしに外出すれば、それだけで罪になった。「マリナ少年」はカブールのミルク屋の店員に潜り込むのだが…。
▼東京で今年、評判を呼んだ映画「アフガン零年」の冒頭シーンだが、きのう投票された同国初の大統領選で唯一の女性候補、マスーダ・ジャラルさん(四一)は「屋外で仕事をした」だけで投獄された経験を持つ。つい数年前のことだ。
・・・ああ、観たいんだよねえ、「アフガン零年」。ついこないだ上映されたんだけど、
メチャ辺鄙なとこの劇場でしか掛かってないので行かなかった。
ビデオ出るかなあ。
▼「悪貨は良貨を駆逐する」という。この四半世紀、アフガンはソ連軍、タリバン…と入れ替わり侵入した巨大な「悪貨」に数百万もの住民が国外に文字通り駆逐された。今回の大統領選では隣国パキスタンなどに逃げた大量の難民にも投票用紙が配られ、有権者一千万人中、四割が女性だ。
>この四半世紀、アフガンはソ連軍、タリバン…と入れ替わり侵入した巨大な「悪貨」に数百万もの住民が国外に文字通り駆逐された。
・・・で、それをさらにメチャメチャにしたのが米国なんだがね。
▼アフガン民主化のバロメーターの一つは女性解放度といわれ、アテネ五輪にも女性選手二人が参加した。しかし一度はびこった「悪の華」の根も深い。タリバンは資金源の麻薬栽培に巣食って民主化阻止のテロを繰り返す。
・・・『貧しさ』はイデオロギーなどよりももっと強大であり、争いと悪を生む。
富める国がすべきはその貧しさを救うことであって、悪人も善人も一緒くたにして、その上に爆弾を降らせることではない。
・・・米国がアフガンを空爆したのは、ほんとーに、ただ単に、
同時多発テロに匹敵するスペクタクルをどこか国で再現し、
「報復」のスタンスを映像として国内に示す必要があったから。
だから、もはや破壊するものも殺戮する人も僅かになり、
さらなる破壊と殺戮をしても誰も文句を言わないアフガンが選ばれた。
全ては頭の悪い大統領と、
それを選んだもっと頭の悪い国民のため。
ほとんどマンガみたいな話だ。
▼今年のノーベル平和賞にケニア女性の植林・人権活動家、ワンガリ・マータイさん(六四)が決まった。昨年の受賞者もイランの女性人権活動家だった。医師で国連世界食糧計画(WFP)職員でもあったジャラルさんの注目度も高まるだろう。
・・・国内の男女共同参画には否定的なのにな(笑)
▼だが、アフガン社会では男尊女卑の陋習(ろうしゅう)がなお幅を利かせ、「悪」は二重、三重に根を張っている。マリナもその後、街の「少年」全員が招集された宗教学校で女と見破られたあげく、老人の四番目の妻にされてしまう。「良貨が悪貨を駆逐する」気の遠い闘いはまだ緒についたばかりだ。
・・・だいぶ前、この映画のメイキングがNHKでやってたのだが、
この映画の監督、マリナちゃんが悲しいシーンでどうしても泣くことが出来なかった時、
「君のお父さんが死んだときの事を思い出してごらん」
って言ってマジ泣きさせていた。
撮影も終わっていた少し希望の持てるエンディングも、
バッドエンドに撮り直したという。
とんでもねえ鬼畜映画バカだ。
しかし、まじめにやってるのはよく判った。
これは メッセージ 1 (light_cavalryman さん)への返信です.
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