イラク・サッカー選手とブッシュ
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2004/08/24 01:15 投稿番号: [7675 / 17759]
イラク・サッカー代表、ブッシュ選挙広告に猛反発
2004.08.23
Web posted at: 13:50 JST
- CNN
(CNN) アテネ五輪の男子サッカーで初の4強入りを果たし快進撃を続けるイラクの代表選手たちが、イラクのことを大統領再選のための選挙広告に使っているブッシュ米大統領に猛反発している。19日付の米誌スポーツ・イラストレイテッド(電子版)が伝えた。
ブッシュ陣営はテレビやインターネットで流している選挙CMの中で、イラクとアフガニスタンの国旗をバックに「このオリンピックでは、自由な国が2つ増え、恐怖の政権は減った」というナレーションをかぶせている。
同誌によると、イラク代表のMFサリー・サディール選手(21)はこのCMに怒り、「われわれイラク代表チームは、ブッシュ氏の選挙戦に自分たちのことを使われたくない。ご自分のことを宣伝したいのなら、ほかの方法でやっていただきたい」と、落ち着いた口調で同誌記者に話した。
サディール選手はさらに、「われわれの国から米国はいなくなってほしい」と米軍撤退を強く求めた。
またMFアフメド・マナジド選手(22)は同誌に対して、「(ブッシュは)あんなにたくさんの男性や女性を殺しておきながら、どうやって自分の神の前に立つつもりなのか。あんなにたくさんの罪を犯しておきながら」と激しくブッシュ氏を非難。
反米勢力の拠点として米軍の攻撃が続くファルージャ出身のマナジド選手は、もしイラク代表としてアテネ入りしていなかったら、「反米闘争に参加していたはずだ」と話す。「自分の故郷を守りたい。もし外国人がアメリカを侵略して、国民が抵抗したら、アメリカ人はテロリストということになるのか? (ファルージャの)市民全員がテロリストだとレッテルを貼られているが、そんなのはウソだ。みんな素晴らしい人たちだ」と米軍の度重なる掃討作戦に強く反発した。
イラク代表選手たちは全員、五輪委員会の委員長だったフセイン元大統領の息子ウダイ氏(米軍が殺害)がいなくなったのは素晴らしいことだと喜んでいる。しかしその一方で、ハマド監督も「(フセイン政権が崩壊して)自由になったというが、米軍はあまりにイラクで人を殺しすぎた。自由と言うが、競技場に向かう途中に道端で人が撃ち殺されているそんな状態の、どこが自由なのか」と米軍の行動を強く非難した。
こうしたイラク人選手の反発に対し、ブッシュ陣営のスタンゼル広報担当は「広告は単に、ブッシュ大統領の前向きな姿勢について語り、民主主義が恐怖政治に打ち勝ったと示しているだけだ。連合国の行動によってイラクの2500万人が自由になった」と反論した。
ブッシュ氏は遊説先のオレゴン州ビーバートンで20日、イラク代表チームがD組予選でポルトガル相手にまさかの勝利を挙げたことをひきあいに出し、「イラクのサッカー・チームがこのオリンピックに参加してる姿は、実に最高だと思わないか? 米国が行動しなければ、彼らに自由はなかったんだ」と自画自賛している。
http://cnn.co.jp/sports/CNN200408230008.html
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このニュースは、たぶん他のトピでも紹介されていると思うが、ここでも取り上げておこう。
>「(ブッシュは)あんなにたくさんの男性や女性を殺しておきながら、
>どうやって自分の神の前に立つつもりなのか。
>あんなにたくさんの罪を犯しておきながら」と激しくブッシュ氏を非難。
たびたび、演説で「神」の名を口にするブッシュ大統領は、もし、お望みどおり「神の前」に立つことができたのなら、あの「防御のための専制攻撃」だの「テロとの戦い」だのを本気で主張するつもりだろうか? それとも「神」など信じてはいなくて、ただ単に政治的に利用する「道具」の一つにしか過ぎないと思っているのだろうか?
「神の前」でなくとも、イラクの人々の前でも、アフガンの人々の前でも、そして多くの世界の名もなき人々の前でも十分恥ずかしくて口にできるような代物ではないと私は思うのだけれどね。「テロとの戦い」にせよ、「イラクの自由」にせよ。
しかし、ブッシュの愚かな主張に足並みをそろえる人が、アメリカはむろんのことながら、日本にさえたくさんいるのは、つくづくうんざりである。現実がどれだけ彼らの論理が破綻しているかを彼らの前に突きつけて見せたとしても、そういう事実が明らかになればなるほど、彼らは愚劣な論理にますますしがみつき、頑なになるばかりのようだ。これが、彼らに与えられた「罰」というものなのかもしれないと思ったりする。
2004.08.23
Web posted at: 13:50 JST
- CNN
(CNN) アテネ五輪の男子サッカーで初の4強入りを果たし快進撃を続けるイラクの代表選手たちが、イラクのことを大統領再選のための選挙広告に使っているブッシュ米大統領に猛反発している。19日付の米誌スポーツ・イラストレイテッド(電子版)が伝えた。
ブッシュ陣営はテレビやインターネットで流している選挙CMの中で、イラクとアフガニスタンの国旗をバックに「このオリンピックでは、自由な国が2つ増え、恐怖の政権は減った」というナレーションをかぶせている。
同誌によると、イラク代表のMFサリー・サディール選手(21)はこのCMに怒り、「われわれイラク代表チームは、ブッシュ氏の選挙戦に自分たちのことを使われたくない。ご自分のことを宣伝したいのなら、ほかの方法でやっていただきたい」と、落ち着いた口調で同誌記者に話した。
サディール選手はさらに、「われわれの国から米国はいなくなってほしい」と米軍撤退を強く求めた。
またMFアフメド・マナジド選手(22)は同誌に対して、「(ブッシュは)あんなにたくさんの男性や女性を殺しておきながら、どうやって自分の神の前に立つつもりなのか。あんなにたくさんの罪を犯しておきながら」と激しくブッシュ氏を非難。
反米勢力の拠点として米軍の攻撃が続くファルージャ出身のマナジド選手は、もしイラク代表としてアテネ入りしていなかったら、「反米闘争に参加していたはずだ」と話す。「自分の故郷を守りたい。もし外国人がアメリカを侵略して、国民が抵抗したら、アメリカ人はテロリストということになるのか? (ファルージャの)市民全員がテロリストだとレッテルを貼られているが、そんなのはウソだ。みんな素晴らしい人たちだ」と米軍の度重なる掃討作戦に強く反発した。
イラク代表選手たちは全員、五輪委員会の委員長だったフセイン元大統領の息子ウダイ氏(米軍が殺害)がいなくなったのは素晴らしいことだと喜んでいる。しかしその一方で、ハマド監督も「(フセイン政権が崩壊して)自由になったというが、米軍はあまりにイラクで人を殺しすぎた。自由と言うが、競技場に向かう途中に道端で人が撃ち殺されているそんな状態の、どこが自由なのか」と米軍の行動を強く非難した。
こうしたイラク人選手の反発に対し、ブッシュ陣営のスタンゼル広報担当は「広告は単に、ブッシュ大統領の前向きな姿勢について語り、民主主義が恐怖政治に打ち勝ったと示しているだけだ。連合国の行動によってイラクの2500万人が自由になった」と反論した。
ブッシュ氏は遊説先のオレゴン州ビーバートンで20日、イラク代表チームがD組予選でポルトガル相手にまさかの勝利を挙げたことをひきあいに出し、「イラクのサッカー・チームがこのオリンピックに参加してる姿は、実に最高だと思わないか? 米国が行動しなければ、彼らに自由はなかったんだ」と自画自賛している。
http://cnn.co.jp/sports/CNN200408230008.html
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このニュースは、たぶん他のトピでも紹介されていると思うが、ここでも取り上げておこう。
>「(ブッシュは)あんなにたくさんの男性や女性を殺しておきながら、
>どうやって自分の神の前に立つつもりなのか。
>あんなにたくさんの罪を犯しておきながら」と激しくブッシュ氏を非難。
たびたび、演説で「神」の名を口にするブッシュ大統領は、もし、お望みどおり「神の前」に立つことができたのなら、あの「防御のための専制攻撃」だの「テロとの戦い」だのを本気で主張するつもりだろうか? それとも「神」など信じてはいなくて、ただ単に政治的に利用する「道具」の一つにしか過ぎないと思っているのだろうか?
「神の前」でなくとも、イラクの人々の前でも、アフガンの人々の前でも、そして多くの世界の名もなき人々の前でも十分恥ずかしくて口にできるような代物ではないと私は思うのだけれどね。「テロとの戦い」にせよ、「イラクの自由」にせよ。
しかし、ブッシュの愚かな主張に足並みをそろえる人が、アメリカはむろんのことながら、日本にさえたくさんいるのは、つくづくうんざりである。現実がどれだけ彼らの論理が破綻しているかを彼らの前に突きつけて見せたとしても、そういう事実が明らかになればなるほど、彼らは愚劣な論理にますますしがみつき、頑なになるばかりのようだ。これが、彼らに与えられた「罰」というものなのかもしれないと思ったりする。
これは メッセージ 1 (light_cavalryman さん)への返信です.
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