じゃあ少し深め。
投稿者: Ayuk 投稿日時: 2004/04/11 21:56 投稿番号: [5926 / 17759]
アフガン全土がカブールの、それも
おそらく北部同盟系に近いパシュトゥン
中産層以上という条件が揃った映像が
全アフガンの状態になるというのは、
現状の「問題の山積」具合からして、
まずありえない事は最初に指摘して
おきたい。(事実認識の問題として。)
その上で、ここから先は政治哲学
の問題だが、少なくとも提出された
二項対立は、「他国の軍事力を借りて
も圧制から解放されて『本当の自由』
を得るか、他国の軍事力を借りずに
独裁者の圧制のくびきに置かれるか」
という単純なものではない。
もし本当にそうであるならば、何の
迷いもなく前者を選ぶだろう。それは
かつてソ連共産主義や北朝鮮の地上
の楽園にばら色の未来を見てかの地
に渡った人々に限りなく状況は近い。
何故なら、他国の軍事侵攻に基づ
く自国内の特定政治勢力の駆逐は、
軍事侵攻した国の当事国における
プレゼンスを著しく高める。露骨に
言えば属国になる。
属国というのは、その国の政治経
済外交について、自国と自国に所属
している国民が自分達の意識や意志
を反映させる手段がない状態という
事。何かあった場合は全て他国頼み
となる。
これは今の日本が政治経済に関して
背負っている状況と同じ。ただ日本
は経済に対しては多少のフリーハンド
を持っているけれども。
で、問題はここから。二者択一は、
「他国の属国と自国の圧制どちらが
良いのか」という、往年の究極の選択
に近い。
例え食えなくても自らの節義正義を
貫く事に最上の価値を見出して親戚一同
巻き込んで服毒自殺をするという発想と
、長いものに巻かれて苛められてもしが
み付いて椅子(就職口)があればいいじ
ゃないか、それが力無きものが生きると
いう事で、食えない正義などちゃんちゃ
らおかしい、まず食ってナンボと親戚
一同売春宿に出すかと言う発想の対立。
この上で二者択一をして頂きたい。
ここから先は価値判断の問題になるから。
今の日本は後者を選び、暴力団的組織
の跳梁に守られ、かき集めた金で太平
楽を謳歌しながらその銃弾がいつこちら
を向くかと怯えた状態とは付け加えて
おく。
これは メッセージ 5922 (crow_in_the_wind さん)への返信です.
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