プリミティブなコミュニズム(3)
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2003/12/15 03:40 投稿番号: [3783 / 17759]
いつだったか、NHKのルポで、エベレストから流れてくる河の潤いで砂漠地帯に
生活している人たちの話をやっていた。
砂漠地帯に、ある日突然、大河が出現するのだ。エベレストの雪解け水が流れてくるのだ。
その水をあてに生活している人たちの話だった。
少しでも豊かな暮らしを求めて、背水の陣でこの地に移ってきた貧しい農民一家を
取材していた。
雪解けが始まる前、その家のロウティーンの少女は、一家が使用する水をくむために、
何キロもの道を歩いて、大河が出現する予定の乾いた河の底の砂を掘っていた。
砂の中から、濁った水が湧き出てくる。それが一家の生活を支える水なのだ。
やがて、待ちに待ったその時がやってくる。さばく中を雪解け水が、濁流となって
流れてくる。人々は歓喜でそれを迎える。水遊びをしてはしゃぐ子どもたち。
しかし、まだ問題があった。一家の畑に水を流したいのだが、中国当局の、多分
もっとも末端の中国共産党員が、首を縦に振らない。一家が、貧しくて水代を
前払いできないからだ。食えない顔の、にこりともしない共産党員が、
いかにもそれらしかった。(笑)
この貧しい一家に、作物の収獲前にそんな金あるわけがない。収穫後まで待って
やらねば…。短い夏の間の、畑作の時期がどんどん過ぎていく。はやく水を通して
種を蒔かねば、間に合わない…。
どうやって話がついたのかデテールは忘れたが、水はなんとか間に合った。
喜ぶ一家。総出で農作業にいそしむ…。
パソコンもビデオもテレビもグルメも朝シャンもな〜んにもなさそうな貧しい生活。
でも、みんな額に汗して一生懸命働いている…
こういうのを見ていると、私は、思わず涙してしまうのであった…(笑)
これは メッセージ 3782 (light_cavalryman さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a1hjbfoba5dca51a1ia4na4aait20_1/3783.html