★アジアに友人を持たず、
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2006/04/22 00:19 投稿番号: [14889 / 17759]
対米一辺倒が体質化
元駐中国大使 中江 要介
☆アジアで孤立する日本
靖国神社の問題で、日本と中国や韓国などアジアの国々が、最近はアメリカまで、なぜこんなに悩んだり憤慨したり悲しんだりしなければならないのか。
うんざりしている。
根っこにあるのは戦争責任、歴史認識の問題で、日本が戦争に対する反省をきちんとすればいいことだ。その反省がないかぎり、一般市民であれ総理であれ、靖国神社に参拝することは考えなければならない・・・
その傲慢さ、思慮の浅さが日本の外交をダメにした。好意的に接してくれる国はなく、日本はアジアで孤立している。
端的な例が国連安保理常任理事国入りの問題だ。
アメリカがお世辞で賛成と言うだけで、アジアの中では誰も支持してくれない。
東アジア共同体の問題でも、アメリカに遠慮してか、真剣に取り組もうとしていない。
日本に一肌脱いでほしいという声はなく、むしろ中国への期待が高まっている。
昔、西ドイツのシュミットやシンガポールのリ・クワンユーが「日本はアジアに友人がいない」と言ったが、隣人からそっぽを向かれたままだ。
・・
☆戦争を反省しない日本
日本は、国体護持つまり天皇制が守られるなら無条件降伏するとして、ポツダム宣言を受け入れた。
当時の国民は天皇制でマインドコントロールされていたから、天皇制を残すことにある程度の国民的合意があったと思う。
【しかし、天皇制を残したことが災いして、天皇制を利用して自分の野心を実現しようとする軍閥、政治家、財閥が戦争を推進したのと同じパターンの動きが出てきている。】
・・
何となく天皇制がタブーになってきた。
・・
【国体護持とは、姿を変えた独裁の容認だ。】
そのため日本人は戦争を反省しないですんだ。
【天皇も反省しない。誰も戦争を反省しない。占領軍は東京裁判でケリをつけようとしたが、本音は「悪くなかった」だから反省する必要を感じない。】
戦争を戦い、天皇陛下万歳と言って死んだ者が神となって靖国に祀られ、これを弔うのが当たり前となる。
これに反対すれば国賊ということになる。
日本の敗戦は、政治体制として国体護持という間違いをおかした。
米ソ冷戦に入ったので、日本はアメリカ側につき、その援助の下で短期間に経済復興した。第一次大戦で敗戦して膨大な賠償金や国土を取られたドイツの場合とは違っていた。
・・
【国体護持ということで天皇制を残したこと、冷戦下でアメリカの支援を受けて経済的に復興したこと、】
この二つが日本人に戦争を深く反省させるチャンスを奪い、歴史認識は不十分なものとなった。それがいま戦争の是認にまでなって表れている。
☆外交こそ国防の第一線
・・・
日本政府は核不拡散条約改定の時も、核廃絶の態度を鮮明にせず、核兵器保有国のわがままを許した。
・・
「最初で唯一の被爆国」としての決意があり、戦争を反省しているなら、核廃絶のために闘うべきなのに、【アメリカに核を放棄せよと言えない。】
小泉総理は「アメリカと仲が良ければいいんだ」と言う。・・
・・
たえずアメリカに「右へならえ」で、国益を考えていない。
・・
防衛庁を防衛省にすることが国を守ること、日本国内に米軍を駐留させることが国を守ることだと思っている。
そうではない。力で守るのには限度がある。
【国防の第一線は軍事ではなく外交だ。】
国防の正道である外交を放ったらかして、アメリカの軍事力、核抑止力に頼り、日米同盟を強化して防衛予算を増やすことが国防だと思っている。
【国際社会で国と国とがつき合い、国を守ることがどういうことなのか、わかっていない。】
「米軍基地がなくなれば空白になってやられる」という議論がある。
【誰に攻撃されるのか。】
「中国が台頭してきた」「北朝鮮はならず者だ」というが、
影に脅える被害妄想だ。
軍事的に対抗するより仲良くする方がいい。
世界一の軍事力を持つアメリカを危険だと言わない。仲が良いからだ。
中国、韓国、北朝鮮とも仲良くすれば影に脅える必要はない。
・・・
☆脱亜入欧から脱米入亜へ
・・・
http://www.kokuminrengo.net/2006/200603-nke.htm
元駐中国大使 中江 要介
☆アジアで孤立する日本
靖国神社の問題で、日本と中国や韓国などアジアの国々が、最近はアメリカまで、なぜこんなに悩んだり憤慨したり悲しんだりしなければならないのか。
うんざりしている。
根っこにあるのは戦争責任、歴史認識の問題で、日本が戦争に対する反省をきちんとすればいいことだ。その反省がないかぎり、一般市民であれ総理であれ、靖国神社に参拝することは考えなければならない・・・
その傲慢さ、思慮の浅さが日本の外交をダメにした。好意的に接してくれる国はなく、日本はアジアで孤立している。
端的な例が国連安保理常任理事国入りの問題だ。
アメリカがお世辞で賛成と言うだけで、アジアの中では誰も支持してくれない。
東アジア共同体の問題でも、アメリカに遠慮してか、真剣に取り組もうとしていない。
日本に一肌脱いでほしいという声はなく、むしろ中国への期待が高まっている。
昔、西ドイツのシュミットやシンガポールのリ・クワンユーが「日本はアジアに友人がいない」と言ったが、隣人からそっぽを向かれたままだ。
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☆戦争を反省しない日本
日本は、国体護持つまり天皇制が守られるなら無条件降伏するとして、ポツダム宣言を受け入れた。
当時の国民は天皇制でマインドコントロールされていたから、天皇制を残すことにある程度の国民的合意があったと思う。
【しかし、天皇制を残したことが災いして、天皇制を利用して自分の野心を実現しようとする軍閥、政治家、財閥が戦争を推進したのと同じパターンの動きが出てきている。】
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何となく天皇制がタブーになってきた。
・・
【国体護持とは、姿を変えた独裁の容認だ。】
そのため日本人は戦争を反省しないですんだ。
【天皇も反省しない。誰も戦争を反省しない。占領軍は東京裁判でケリをつけようとしたが、本音は「悪くなかった」だから反省する必要を感じない。】
戦争を戦い、天皇陛下万歳と言って死んだ者が神となって靖国に祀られ、これを弔うのが当たり前となる。
これに反対すれば国賊ということになる。
日本の敗戦は、政治体制として国体護持という間違いをおかした。
米ソ冷戦に入ったので、日本はアメリカ側につき、その援助の下で短期間に経済復興した。第一次大戦で敗戦して膨大な賠償金や国土を取られたドイツの場合とは違っていた。
・・
【国体護持ということで天皇制を残したこと、冷戦下でアメリカの支援を受けて経済的に復興したこと、】
この二つが日本人に戦争を深く反省させるチャンスを奪い、歴史認識は不十分なものとなった。それがいま戦争の是認にまでなって表れている。
☆外交こそ国防の第一線
・・・
日本政府は核不拡散条約改定の時も、核廃絶の態度を鮮明にせず、核兵器保有国のわがままを許した。
・・
「最初で唯一の被爆国」としての決意があり、戦争を反省しているなら、核廃絶のために闘うべきなのに、【アメリカに核を放棄せよと言えない。】
小泉総理は「アメリカと仲が良ければいいんだ」と言う。・・
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たえずアメリカに「右へならえ」で、国益を考えていない。
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防衛庁を防衛省にすることが国を守ること、日本国内に米軍を駐留させることが国を守ることだと思っている。
そうではない。力で守るのには限度がある。
【国防の第一線は軍事ではなく外交だ。】
国防の正道である外交を放ったらかして、アメリカの軍事力、核抑止力に頼り、日米同盟を強化して防衛予算を増やすことが国防だと思っている。
【国際社会で国と国とがつき合い、国を守ることがどういうことなのか、わかっていない。】
「米軍基地がなくなれば空白になってやられる」という議論がある。
【誰に攻撃されるのか。】
「中国が台頭してきた」「北朝鮮はならず者だ」というが、
影に脅える被害妄想だ。
軍事的に対抗するより仲良くする方がいい。
世界一の軍事力を持つアメリカを危険だと言わない。仲が良いからだ。
中国、韓国、北朝鮮とも仲良くすれば影に脅える必要はない。
・・・
☆脱亜入欧から脱米入亜へ
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http://www.kokuminrengo.net/2006/200603-nke.htm
これは メッセージ 14888 (latter_autumn さん)への返信です.
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