みずほ誤発注問題
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2005/12/25 02:24 投稿番号: [13941 / 17759]
みずほ誤発注:利益返上の行方混とん
賠償責任も所在不明
みずほ証券によるジェイコム株の誤発注問題で、約400億円にのぼる損失
の分担と誤発注で利益を上げた証券会社の利益返上の行方が混とんとしてきた。
損失分担をめぐる、みずほと東京証券取引所の交渉はこれからだが、東証は売
買システムに欠陥はあっても賠償責任はないとの立場で、法廷闘争にもつれ込
む公算が高い。欠陥のあるシステムを提供した富士通と東証の交渉も不透明だ。
一方、利益返上は、日本証券業協会が20日、証券会社に要請する予定だが、
根拠がないとして実施をしぶる社も出始めており、こちらも難航が予想されて
いる。【後藤逸郎、竹島一登、上田宏明】
「みずほが1回目の取り消し作業をした後の責任は東証にある」(東証の天
野富夫常務)。東証は売買システムの欠陥により、みずほ証券が誤発注を取り
消せず、事態が悪化した責任を認めている。このため鶴島琢夫社長が20日に
も引責辞任する方向だ。
しかし、これは道義的責任に対するけじめとの認識で、賠償責任はないとい
うのが東証の考えだ。その根拠となるのが、東証の取引参加者規定15条。証
券会社が、取引所を利用した業務で損害を受けても、取引所に「故意又は重過
失が認められる場合を除き、これを賠償する責めに任じない」とする規定だ。
東証は、「弁護士は絶対に大丈夫といっている」(東証幹部)と、免責への自
信を見せており、一歩も譲らない構えだ。
一方、みずほ証券は、欠陥のあるシステムを放置していた東証に重過失があ
るとみており、損害賠償請求を起こして司法の場で決着がつけられるとみてい
る。
システムを開発した富士通の責任論もあるが、「みずほとの話が済んだ後」
(同)と、みずほとの決着を優先させる構えだ。そもそも「設計段階でそこま
で詳しい話をしていない」(同)ため、東証は富士通を責めにくいようだ。
◆「返上」も難航か
一方、利益を得た大手証券会社6社のうち5社が、「誤った発注に基づく利
益は返上するのが適切」(米系リーマン・ブラザーズ証券)と返上を表明。日
本証券業協会も、利益を上げた証券会社全社に返上を要請する方針を固めるな
ど、返上作業は順調に進むかに見えた。
ところが、「正規の取引で得た利益を理由なく手放せない」(外資系証券)
との声が日増しに強くなってきた。誤発注が原因とはいえ、東証は当日の取引
を止めておらず、取引は正規に成立している。現金による強制決済も完了して
いる。ここで利益を返上すれば、株主代表訴訟を起こされる可能性が高まる。
再び同様の障害が起きた時に備え、「まず東証が誤発注による取引を無効に
できる新ルールを制定すべきだ」(米系モルガン・スタンレー証券)「ルール
を明確にすべきだ」との要求も強まっている。
毎日新聞 2005年12月19日 18時48分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051220k0000m020044000c.html
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これは、ちょっと前の新聞記事だけれど、紹介いたします。
大田黒氏の主張が正しいとすれば、こんな風な展開にはならないはずだと私は
思うのですけれどね? この人たちは“馬鹿”なのでしょうか?
みずほ証券によるジェイコム株の誤発注問題で、約400億円にのぼる損失
の分担と誤発注で利益を上げた証券会社の利益返上の行方が混とんとしてきた。
損失分担をめぐる、みずほと東京証券取引所の交渉はこれからだが、東証は売
買システムに欠陥はあっても賠償責任はないとの立場で、法廷闘争にもつれ込
む公算が高い。欠陥のあるシステムを提供した富士通と東証の交渉も不透明だ。
一方、利益返上は、日本証券業協会が20日、証券会社に要請する予定だが、
根拠がないとして実施をしぶる社も出始めており、こちらも難航が予想されて
いる。【後藤逸郎、竹島一登、上田宏明】
「みずほが1回目の取り消し作業をした後の責任は東証にある」(東証の天
野富夫常務)。東証は売買システムの欠陥により、みずほ証券が誤発注を取り
消せず、事態が悪化した責任を認めている。このため鶴島琢夫社長が20日に
も引責辞任する方向だ。
しかし、これは道義的責任に対するけじめとの認識で、賠償責任はないとい
うのが東証の考えだ。その根拠となるのが、東証の取引参加者規定15条。証
券会社が、取引所を利用した業務で損害を受けても、取引所に「故意又は重過
失が認められる場合を除き、これを賠償する責めに任じない」とする規定だ。
東証は、「弁護士は絶対に大丈夫といっている」(東証幹部)と、免責への自
信を見せており、一歩も譲らない構えだ。
一方、みずほ証券は、欠陥のあるシステムを放置していた東証に重過失があ
るとみており、損害賠償請求を起こして司法の場で決着がつけられるとみてい
る。
システムを開発した富士通の責任論もあるが、「みずほとの話が済んだ後」
(同)と、みずほとの決着を優先させる構えだ。そもそも「設計段階でそこま
で詳しい話をしていない」(同)ため、東証は富士通を責めにくいようだ。
◆「返上」も難航か
一方、利益を得た大手証券会社6社のうち5社が、「誤った発注に基づく利
益は返上するのが適切」(米系リーマン・ブラザーズ証券)と返上を表明。日
本証券業協会も、利益を上げた証券会社全社に返上を要請する方針を固めるな
ど、返上作業は順調に進むかに見えた。
ところが、「正規の取引で得た利益を理由なく手放せない」(外資系証券)
との声が日増しに強くなってきた。誤発注が原因とはいえ、東証は当日の取引
を止めておらず、取引は正規に成立している。現金による強制決済も完了して
いる。ここで利益を返上すれば、株主代表訴訟を起こされる可能性が高まる。
再び同様の障害が起きた時に備え、「まず東証が誤発注による取引を無効に
できる新ルールを制定すべきだ」(米系モルガン・スタンレー証券)「ルール
を明確にすべきだ」との要求も強まっている。
毎日新聞 2005年12月19日 18時48分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051220k0000m020044000c.html
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これは、ちょっと前の新聞記事だけれど、紹介いたします。
大田黒氏の主張が正しいとすれば、こんな風な展開にはならないはずだと私は
思うのですけれどね? この人たちは“馬鹿”なのでしょうか?
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