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ムッ なんでも自分の物にしたがる人々

投稿者: hendazo04 投稿日時: 2005/01/28 08:46 投稿番号: [6477 / 9338]
しょうゆ国際規格、辛口注文   日本の天然醸造、拒む   自国製法、推す米中韓
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  【ワシントン=気仙英郎】世界中で調味料として重宝されるしょうゆ(ソイ・ソース)について、日本政府やしょうゆ業界が日本伝統の製法に基づいて統一国際規格を作ろうと国際会議で提案したところ、中国や韓国、米国などからさまざまな注文が相次ぎ紛糾してしまった。二月に仕切り直しの国際会議を開く方向だが、工業製品と違い、伝統や文化にかかわる食品の基準作りは、一筋縄ではいかないようだ。
  この国際会議は、一九九八年に、食品の国際規格を定めるコーデックス委員会(事務局・ローマ)の加工果実野菜部会(CCPFV)で始まった。当時、日本の農水省やしょうゆ業界はJAS(日本農林規格)を世界標準にしようと考えた。

  ところが、各国に意見を求めたところ、中国、韓国、タイ、米国などが「自国のソイ・ソースを包括するような規格とすべきだ」と主張して、収拾がつかなくなった。

  米側代表として協議に加わるコンサルタントらは「日本は大豆と小麦などを発酵させて造る天然醸造にこだわり、天然醸造か否かの表示を義務化するよう主張している」と語る。日本としては、合成ものも出回る中、日本の天然醸造ものを差別化することで妥協を図ろうとの狙いのようだ。

  米国はコーンシロップや塩、タンパク質を分解して抽出されたアミノ酸などを加えて作る商品もソイ・ソースの範疇(はんちゅう)に入れるよう唱え、「天然醸造かどうかの表示を義務化する必要はない」という立場だ。

  すしブームの米国ではキッコーマンやヤマサなど日本の伝統しょうゆの需要も確かに増えている。ただ、米国人は必ずしも伝統製法にこだわっておらず、カラメルなどの着色料を加えたしょうゆも広く使われている。

  中国や韓国は「天然醸造の表記には固執しないものの、製造法は表記すべきだ」との立場だ。

  アジア以外では米国に同調する意見も多く、別の豆類穀類部会(CCCPL)で議論する方が妥当だとの意見が大勢を占めるようになり、二月にコーデックス委員会の執行委員会で、しょうゆの基準作りを「豆類穀類部会」に移管するかどうかを話し合うという。

  日本醤油(しょうゆ)協会の知久雅行専務理事は「国益にならない国際基準を作っても仕方がない。しょうゆの国際規格作りは時期尚早ということになるかもしれない」と話す。
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