何故、嫌いな日本人に成り済ますのか?

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猿から人へ

投稿者: rie2377 投稿日時: 2011/07/23 06:57 投稿番号: [6006 / 6355]
先週、進化の話が出たので

        猿から人へ

都内の中学に通う少年健太は、不思議な力を
持っている、時空をさかのぼり地球誕生から
生命の進化の過程を、詳細に見てきた

今健太は、猿から人への進化を考える

あれは必然だったのか、それとも単なる偶然か

数千万年の繁栄を誇った恐竜が、巨大隕石の
衝突によって絶滅した後、地上には小型の
哺乳類が姿を見せるようになっていた

東アフリカの森でも、人類と猿の共通の祖先と
言われるプロコンスルが、樹上を渡り歩き
豊富な木の実を満喫していた

しかし今から五百万年前、地殻大変動によって
多くの者が、この楽園を追われる事になった
のである

あたかもアダムとイブが、エデンの園を
追われたように

大森林の中央に突如として山脈が隆起し
森は東西に分断され、豊富な雨をもたらす
偏西風は、山脈に遮られて森の東側は徐々に
乾燥していった

森は少しずつ消え、やがてサバンナに変わり
そこで暮らす猿達にも、大きな影響を与える事に
なったのである

身を隠す場所の少ない地上に降りた彼等は
猛獣に襲われ、その屍を累々と草原に積み
重さねていった

健太はこの光景を思い出していた

森と共にある者、森と共に滅ぶが定めか

しかしこの時果敢に立ち向かう一団が現れた
アファール猿人と呼ばれる、身長1m 体重
30k余りの人類の祖先は、二本の足で歩き
始めたのである

それは猿と人とを分ける、決定的な出来事で
あった

最初は前かがみ、膝を曲げた姿勢から時の
経過と共に、現代人と同じく直立して歩く
ようになっていった

これにより大きな変化が生じた   塞がっていた
手が自由になり、様々な道具を造ることが
可能になった

それと直立することで口喉が大きく開き
はっきりと物を喋るようになっていた

もう彼等は猛獣に襲われるだけの、弱々しい
存在ではなかった、槍や弓を手に火を操り
互いにコミニケーションを取り合い、像や
ライオンを追い詰める、狩人となっていった

一方豊かな森が残った西側では、途中まで
人類と進化を共にした子孫が今も樹上で
五百万年前と同じ暮らしをしている

チンパンジーである、残念ながら彼等に危機は
訪れなかった   地上に降りる必要もなかった

健太は生命の誕生から、人への進化の過程で
起きる様々な出来事を思い出していた

もし、ジャイアントインパクトによる月の誕生が
なかったら、生命も有り得なかった

恐竜が絶滅しなければ、哺乳類の繁栄も
なかっただろう

いやあの東アフリカの地殻大変動がなかったら
今も我々は豊かな森で、果実を貪っているの
かも知れない

大異変の度に前進する進化の不思議、危機と
偶然が重なり合う進化の謎、人類も生命の
たどった奇跡の道を歩んでいるに違いない
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